知らぬ間にかかかっている「二月病」の恐怖

1月があっという間に終わり、2月も半分以上が過ぎましたね。

こうやって、時は私たちを置き去りにしながら、どんどんと先に進んでいるように、見えます。

年末年始に、あれほど「やる気」に燃えて、なんだか2017年はなんでもできそうな希望に満ちて見えたのに…

あれあれ?

どうしちゃったのでしょう。

気がつけば、以前と何も変わってない。

ダイエットも、英語も、読書も早起きも、ジョギングも、自炊も片付けも、貯金も、婚活も、転職も…

去年の自分とまったく一緒。

芯から燃えていたはずの炎はどこかに消えてしまった様子。

なーんて方も多いのでは?

そんな状態を、私は勝手に「二月病」と名付けています(笑)。

就職して1カ月、GW後には燃え尽きてしまう五月病と一緒です。

理想と希望と夢と妄想と現実とが交錯し、「日常」という壁にぶつかって、激しくクラッシュ。

あれもこれもやれる!と夢見ていたはずなのに、現実には何ひとつ起こらない。動いていない。

そんなことを繰り返してきた大人世代の人生。

これでは、セルフイメージが上がるわけもありません。

アメリカでも、1月はジムの入会者が激増し、2月になると、ぱたっと入店者が減るのだとか。

日を追うごとに退会していくので、最近は「2年分前払いすると50%引き」など、先にまとめて徴収するキャンペーンが流行っています。

年末年始にたてた今年の目標はまだ身近にありますか?

目標達成への計画は、きちんと立ててみましたか?

自分の優先順位は、しっかりと見えていますか?

それに沿った習慣の改善はできましたか?

1月を振り返ってみましょう。

本は何冊読みましたか?

運動は何日できましたか?

睡眠は足りていますか?

大事な人との時間は確保できていますか?

コーチングのセッションを通じてやることって、実はそれほど特別なことに見えなかったりします。

だけど、これだけは言えます。

私のクライアントのほとんどは、ちゃんと目標を掲げて実行プランに落とし、勢いを落とさずに、コツコツと進み続けています。

グラグラと揺らぐ時には、メールやメッセンジャーで好きなだけ弱音を吐いてもらう。

それに対して、誠心誠意の励ましや、前に進むための、心のヒントをすぐに送り返しています。

人間、ひとりでは弱いもの。

でも、そばに誰かがいて、やる意味を思い出させてくれたり、互いに、もがいている仲間の存在が見えたりすると、がんばれるものです。

あ、いけない、二月病にかかっているかも、と思ったら、目に見えないコーチの存在を思い出してください。

何度も、このウエブサイトをグルグルと回って、いろんな記事で、自分を鼓舞していってください。

一度、読んで入らなかったことも、二度、三度と読むと、ピンと来るかもしれません。

自分では前に進んでなさそうでも、実際には、ちゃんと進歩、進化していることも多いです。

とにかく前に一歩ずつ、足を動かし続けること。

そこから、見えてくるものがきっとありますから。

こんな記事も、ぜひ参考に。

参考 前進とはまっすぐ進むことではなくジグザグに壁にぶち当たり続けること