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変化に適応できた者だけが生き残る「適者生存」。自分を改良し続けて進化する必要があるのです

なりたい自分になって夢を実現するために、自分自身を習慣的に改良する「セルフ・アップグレード」についての連載、第三回です。

自然科学者のチャールズ・ダーウィンが「進化論」の中で説いて有名にした「適者生存」という言葉をご存知でしょうか?

最後に生き残るのは、最も強く賢いものではなく、最も上手く変化に適応したものである。(チャールズ・ダーウィン) 

“It is not the strongest or the most intelligent who will survive but those who can best manage change.”  (Charles Darwin)

普通、競争に勝ち残るのは強者であり、一番頭が良い人だろうと思うわけですが、生存という大きな観点に立つと、「変化に適応した者」が最後に生き残っていくということを説いています。

ここで疑問に思うのですが、そもそも「変化に適応する」ってどういうことなんでしょう? よく聞く表現なのだけど、ふわっとしていて、今ひとつ具体性がなくて耳を通過していきそうです。

それ以前に、「変化」って、僕たちの日々のことに当てはめると、具体的に何を指すんでしょう? 対応するべき変化のことが見えてなければ、対応しようもないので、まずはマクロの変化、ミクロの変化に敏感になることが大事ですよね。

経済環境なんて、本当に常時、動き続けているわけで、小刻みな動きが大きなうねりを生み出して、ハッと気づくと、かつての王者が瀕死の状態になっているのを目撃して驚いたりすることもあります。

技術の変化については、著しいとかいう言葉では表せないほど、トップスピードで変わり続けていて、強者と弱者の位置関係も、めまぐるしく入れ替わっています。

自然環境も短期間の間にずいぶんと変わってきているし、人の嗜好も志向も価値観も、多様化する一方。国際情勢も、戦争、テロ、自然災害、経済危機などが引き金になって、一瞬にして大きく動きます。

そういう変化が私たちの暮らしに及ぼす影響は、世の中を俯瞰するような感覚で継続的にウォッチしていないと、なかなか見えてこないものです。

そして、見えない人は、「上手く適応」することができません。見えたり感じたりできて初めて、じゃあ適応していこうとなるわけです。情報収集能力や、アンテナの感度が大いに試されます。

そして、適応とは、変化に合わせて自分を変えていくということ。変化に変化で対応するということだと理解しています。

適者になることは、ゲームのように楽しいことでもあると思います。よし、次はこう来たか。じゃあこう出てみようと、まるで将棋の勝負のように、相手の出方によって、次に打つ手を変えていく。

過去の成功例に固執することや、昔ながらの慣習やしきたりにこだわり続けること、新しいことを怖がって何もせずにいること。それらは、すべて、あなたが適者になることから遠ざける原因になってしまいます。

それってまさに、「ゆでガエル」みたいなものかな、と思うのです。鍋の中に入れられ、水がどんどん温かいお湯になっているのに気づけずに、ゆであがってしまうカエル。環境の変化が緩やかだと、それを察知することが難しく、気づいた時には手遅れだったということになりかねません。

要はじっと何もしないからいけないのです。

常に常識を疑い続けること。常に新しい夢を描き、チャレンジし続けること。常に知識を積み重ね、スキルを磨き、心身のコンディションを最高の状態に整え続けること。

それが人としての「進化」につながって、夢の実現に一歩、また一歩と近づいていく近道になるのだと思います。

変化は進化。そして、進化は必然なのです。

⇒ 第一回 2015年を「セルフ・アップグレード」元年に
⇒ 第二回 伸び悩んでいる人に共通する5つの問題

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