2014年に出会った最も意義ある言葉。ダライ・ラマの「地球が必要とする人々」

Dalai Lama

有名ブロガーさんたちのように、今年最もアクセスが多かった記事トップ10とかやってみたかったのですが、なにしろまだ8カ月と歴史も浅い上、夏に「ハワイの台風」「嵐のハワイコンサート」関連の記事をバンバン上げたのが軒並み上位を占めていて、まともなランキングになっておりません。

やっぱりビジネスツールとしてやるのだし、これから進める事業と関連ある内容に絞っていこうと思い直してからは、そこまでバズる感じのエントリもなく、唯一、なぜだかいつも検索でアクセスが多い「マックのウイルス問題」が健闘している程度でした。

ということで、主旨を変えて、自分が最も印象深かったエントリということで書かせていただきます。それはこちらです。

⇒ 地球はこれ以上、成功者を必要としていない。ダライ・ラマが説く地球に必要な人たち

Facebookでたくさんの方にシェアいただきまして、記事下の「いいね!」は580を超えるカウントとなっています。

ずいぶんと思い入れが深かったのか、文体がですます調ではなくて、なぜか、である調になったりしています。本気で書く時、そっちの方が気分が出るんですよね。本来は、である調だけにしてみたいのですが、どうもきつく読めたり、気取って見えたり、自分に酔って読めたり。人のブログとかも見ながら、うーん、と悩みつつ、今はですます調で優しいトーンで書くようにしています。生意気なこと書いても、多少は謙虚に見えるように…(苦笑)。

一応、プロの書き手でもあるので、いろんな文体で書けたりするのですが、自分らしいって何?ってことを意識して書くとすると、今はこれでいいかな、と思っています。

ダライ・ラマさんの言葉に、自分がこれからの人生で追及していきたいのはこういうことだと激しく共感し、インスパイアされての記事でした。

来年もこのことを忘れずに自分が追及していくよう、あらためてここに転載しておきましょう。

日本はすでに大晦日ですね。2014年、始まったばかりで手探り&試行錯誤ばかりのブログをご覧いただき、ありがとうございました。来年も引き続き、よろしくお願いいたします。

=========================================

ダライ・ラマの言葉は、多くの人の心の琴線に触れ、穏やかながらも力強い音を共鳴させている。英語でも日本語でも、名言集がウェブにはたくさん掲載されているが、Facebookでシェアされていたこの言葉がふと飛び込んできた。

地球はこれ以上、成功者を必要としていない。地球が切に望んでいるのは、平和を実現する人や、人を癒やす人、修復をする人、物語る人、そしてすべてものを愛する人たちだ。

英語でも探してみたら、実はその続きもあった。下の斜体にした箇所が、日本語にはなかった部分。

“The planet does not need more ‘successful people’. The planet desperately needs more peacemakers, healers, restorers, storytellers and lovers of all kinds. It needs people to live well in their places. It needs people with moral courage willing to join the struggle to make the world habitable and humane and these qualities have little to do with success as our culture is the set. ”   H.H.The Dalai Lama

「世界をより住みやすく、人間的にするための難行に進んで加わろうという倫理的勇気を持った人々を必要としている。」

これまでのカルチャーの中では、成功とはより多くの富を得ることに集約されていたのかもしれないけれど、そのことと上記は直接的には関係がない。

Peacemaker、Healer、Restorer、Storyteller、Lover。

この中で僕がなれるものは何だろう。

全部。

なろうと思えば、全部なれる。なりたいと思えば、誰もがなれる。

これからのまだまだ長い人生のことを思いながら、しっかりと刻まれた言葉となった。