バスルームの大掃除完了。エコで自然な洗剤があるのに、なぜ化学薬品ものを使うのだろう

Naturally It's Clean

4年前にロサンゼルスに来てからというもの、各種家庭用品の選択も、安いから、という理由ではなく、「自然なもの」を基準に選ぶようにしてきました。最初の一年は単身赴任状態で、100%なにもかも自分の好みで選べたのが大きかったですね。

アメリカのトイレとか入ると、強烈な化学薬品の臭いが充満していて、ガス中毒になってしまうのではないかと思うほど徹底的に滅菌するのが常。

僕もずっとそういう掃除の仕方だったのかもしれませんが、いつからか自然児として生きるのが本当の意味で強くることだと信じるようになりまして、多少の細菌と日常的に接していれば免疫ができて病気になどならないと、アンチ・ケミカルな人になっていったのです。

しょっちゅう手を洗ったり、ましてやハンドサニタイザーみたいなものを持ち歩いて消毒しまくったりするのは、免疫を強くする機会を失って逆効果?と思ったり。

その辺は、人それぞれ考え方があるでしょうけれど、例えばインドなどへ行くと、旅行者はお腹を壊すものでも、地元の人は全然平気です。要は慣れるわけですね。それが免疫の機能。あんまり身体を甘やかしすぎない方が良いというのが僕の思うところです。

自然食スーパーのホールフーズに行けば、掃除用具も洗剤も、身体に安全で環境にも安心な素材しか使っていないアイテムが豊富に置いてあります。そして、決して高くはないのです。今回買ってみた上のバスタブ用洗剤「Naturally It’s Clean」は、473ml入りで500円くらい。こんなでかいの、なかなかなくなりませんよね。

バスタブは、引っ越ししてから半年以上、本格的に掃除してなかったので多少汚れが目立っておりました。完全改装してまっさらな状態で入ったので、すべてが自分が汚したものとバレバレです。でも、洗剤ですぐに取れるよなと思えるレベルのうっすらとした汚れです。

洗剤を吹き付け、浴槽を傷めないように気を使いながら、円を描くようにスリスリとこすり続けていると、ちゃんとつるんつるんになるではありませんか。お見事、お見事。タイルもこれでOKです。

最近、寒いので、お湯をためて、のんびり風呂場で読書、なんて贅沢な時間を楽しんでいたりするのですが、ツルッツルのバスタブに入るのは本当に気持ち良いものです。あまりに気持ちが良いので、二度と汚れがつかないように、シャワー浴びた後、毎回、拭き掃除までするようになっちゃいました。いつまで続くことやら、ですが。

自然成分の洗剤は、どうしても「高い」「洗浄力が弱い」というイメージがあるのかもしれませんが、台所用洗剤も洗濯用の洗剤も、全然そんなの感じません。だいたい普通に暮らしている人の家でどんだけの汚れがあるというのでしょう。

色が染み付いたのを白くする漂白剤だけは、ごくたまーに使わざるをえないことがあるので取ってありますが、あとは歯磨き粉や石鹸やボディシャンプーやシャンプーも含めて、すべてがノンケミカルの自然系になりました。最近は、重曹や酢などで掃除をしようという動きも顕著で、いいことですよね。

明日は、真っ黒だと思われる網戸の掃除に挑戦(ドキドキ)。明後日は、大きな窓ガラスと床の拭き掃除をすることにします。これで気持よくお正月が迎えられるでしょう。