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年末年始におすすめの一冊。知られざる名著「大きく考えることの魔術」で自分拡張計画を

大きく考えることの魔術

今まで読んだ自己啓発系の本の中でも、トップ10に入るくらいに好きな一冊が、ご紹介する「大きく考えることの魔術」です。

副題に「あなたには無限の可能性がある」と書かれていますが、限界を決めているのはあなた自身です、生き方を正せば、あなたにはもっとできる、ということを、いろいろな言い方で優しく諭してくれているのが、この本の主旨です。

扉には、まえがきからの抜粋として、こんな言葉が書かれています。

大きく考えなさい。

そうすればあなたは大きく生きられるだろう。

あなたは幸福の点で大きく生きられるだろう。

成功の点で大きく生きられるだろう。

収入の点で大きく生きられるだろう。

友人の点でも大きく生きられるだろう。

人に尊敬される点で大きく生きられるだろう。

     ~「まえがき」より

この本、なんと原著は1959年の発刊なんですよね。日本語版も1970年が初版。その後、日本で2004年に新訂版が発売されました。僕が読んだのは、それから3年くらい経った頃。ビジネス書を年間200冊くらいのペースで読み始めた頃です。

英語版Amazonでは、古典として変わらぬ人気を保っています。いつも聞いている世界の起業家をインタビューするポッドキャストでも、「おすすめしたい一冊は?」という質問で、この本を上げる人がいるんです。そのくらい、人の価値観の変化に静かな影響を与える本と言えるかと思います。

米Amazonのレビューを見ると、455も評がある中で、5点中4.7という高得点をキープ。1959年の本が、今もなお読み継がれて、しかも「全然古さを感じない」ところが素晴らしいです。ライフ&ビジネスコーチのセッションやワークショップでも、どこかのタイミングで必ずおすすめしています。

大きく考えることの魔術
第一章 成功できると信じよう
疑いを考えれば失敗し、勝利を考えれば成功する
第二章 弁解するのはやめなさい
失敗の理由を健康、能力、年齢、運のなさにするな
第三章 自信を持ちなさい
        自信を持って行動すれば、自信のある考えが生まれる
第四章 大きく考えなさい
        自分を過小評価せず、自信を持って積極的に考えよ
第五章 創造的に考えなさい
        信念は創造力を解放し、はばたかせてくれる
第六章 自分が考える通りの人になる
        あなたの価値を決めるのは、あなたの考え方次第である
第七章 一流を目指しなさい
        あなたの考え方、態度、個性は、環境によって作られる
第八章 正しい態度を取りなさい
        成功の鍵は熱意を持ち、サービス精神を忘れず、人から
重要人物だと思われること
第九章 人に好かれなさい
        人から好かれる成功プログラム10の原則
 
第十章 行動する習慣をつけなさい
        まず行動を起こせ。考えるだけでは何も出来はしない
 
第11章 敗北を勝利に転じなさい
        解決できる道はかならずあることを信じよう
 
第12章 目標を設定しなさい
        計画をたて、目標を明確にして、一歩ずつ進んでいこう
 
第13章 リーダーらしく考えよ
        人を動かす4つの原則

本のタイトルの「大きく考える」は、第四章でじっくりと説明されていることです。隣の芝生はいつも青く見えるものだけれど、あなた自身を過小評価せず、自分にはもっとスゴイことができると信じろ、目標だって大きく持て、というメッセージが書かれています。

この本にあるひとつひとつのことは、今やいろんな本で書かれていることばかりかもしれませんが、それが一冊にギュッと詰まっているということと、とてもわかり易く、腑に落ちやすい事例が端的なストーリーとして織り込まれているのがいいのかなあ、とあらためて読みなおして思いました。

そう、Kindle版がないので、秋に日本に行った時にまた買ったんですよね。これで4冊目くらいかな。社員に選別としてあげたりして、すぐ手元に本がなくなっちゃうのです。それくらい、人におすすめしたい良書です。

成功するかしないか、何ができて何ができないか、どこまで行けるか行けないかは、つまり、「考え方」のところから、もう決まっちゃっているようなものなんですね。運はあるけど、偶然なんかじゃない。

大きく考えて、大きな目標を定め、それに向けて自信を持って正しい態度で望んでいく人は、きっと行ける。

来年の年収はどのくらいほしいですか? 今年の何割増し? それとも、「何倍?

この、何倍、って考えられることが、大きく考えるってことであり、人生に飛躍を生む秘訣です。何割増し?と自分に問えば、つい今の延長線上でものを考えてしまうけれど、何倍?って聞けば、今の仕事を今と同じようにしてちゃダメじゃん、ということになる。なんか新しいことにチャレンジして、今の自分にはできないことができるようにならないと、そんなお金はとても入ってこないと気づいて慌てる。

だからいいんですね。自分の限界枠をぶち破って、その外の世界で考え始めることができるからです。

ビジネス&ライフコーチのセッションでは、クライアントにチャレンジしまくりです。

そんな小さな目標でいいの? すぐに達成しちゃうんじゃない? また怠けちゃうんじゃない? なんでできないって、思うの? やってる人、いっぱいいるよ。あの人とあなたとは何が違うの? 転職プラン、ちゃんと考えなくていいの? 資産、眠ったままじゃ目減りしちゃうよ。

時には嫌なやつになりながら(苦笑)、ぐいぐいと凝り固まった考え方の癖を解きほぐし、楽しく、しかも一瞬で枠を広げていくのが役割です。

中身が濃くて、それぞれが大事なことばかりなので、内容をマインドマップに落として、何度も見返して、意識に刻み込めるようにしてみました。(下図)

こんなことも前からしたかったんだけど、なかなか時間が思うように取れずに後回しになっていました。最近は、こういうことも仕事の準備のひとつ。優先順位を上げて考えられるようになって、少しずつ実現できています。

大きく考える事の魔術

年末年始におすすめの一冊です。2015年がきっと大きく変わりますよ~。アメリカ在住の方も、送料かけてでも読む価値ありです。そんな小さなお金、すぐに取り戻せるから。

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