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2016年の必読書「ライフ・シフト」。人生100年時代を幸せに生きぬく3つの資産

lifeshift

ここ数日、大好きでたまらないテーマの本を読んでいて、とてもワクワクしています。

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新しい時代の働き方を予言して話題となった2012年の作品「ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」を書いた方の最新作。

この「ライフ・シフト」。

仕事だけではなく、生き方そのものの近未来を描いて、素晴らしいのです。

何が素晴らしいって、過去の生き方がまったく参考にならない、これからの時代を生き抜くためには、ライフコーチが必要、とも書いてくれていて、お、最先端の仕事してるじゃん、と嬉しくなった次第(笑)。

ってだけではもちろんなくて、そこに書かれていることは、私もセミナーやブログで盛んに言っているし、すでに起こっている未来へ向けての時代の変化の集大成。

こういうのを感じるセンサーが麻痺した人が「ゆでガエル」と呼ばれるわけですが(苦笑)、老後貧乏、老後破産を避けて、死ぬまで充実した暮らしをするために必要な示唆に富んだ秀作です。必読書です。

人生はすでに80年ではなく100年時代

いまだに人生80年、とかいう、昔なじんだ表現を疑わずに使っているメディアもあって驚くのですが、すでに日本女性の「平均寿命」は87歳。男性も81歳がもう目の前。

100歳+人口も急激に伸びています。

過去の例を見ると、この伸びは極めて直線的で、今後も10年で2年強、伸びていく計算になるようです。

元気な高齢者が増えていること。

寿命はどんどん伸びそうなことは、肌感覚でわかっていますよね。

となると、今までと同じように、「教育期」「仕事期」「引退期」という3つのステージで人生を考えるわけにはいかなくなる。

なぜならば、超長い引退期を支えるだけの貯蓄や投資などが、今の「仕事期」ではとてもできないからです。

だから、仕事期もうんと長くなるし、教育期だって、長くなる。

仕事を休んで、自分を再教育することも当たり前に必要となる。

ステージが、4だったり、5だったり。

複雑化して、個人差が大きくなっていくことが予想されます。

積極的充電期間の「サバティカル」

今ももう、実はそれって始まってます。

前職で社長を引き継いでくれた人物は、大企業を退社後、半年をかけて奥様と世界旅行をしていました。

これから、どんどん当たり前になっていきそうな、サバティカル、というやつです。

参考 1年くらい遊んで暮らしてみたら? サバティカルという提案

私もコーチとしてキャリアを再起動しようと思って、ハワイ時代に、アメリカ本土まで行って、2週間の合宿授業で資格を取っていました。

独立後はほぼ1年近く、ぶらぶらして、ミニ・サバティカル。

29年の会社生活から自分を解放し、リセットするのに、そのくらいの時間が必要だったんですよね。

新しいキャリアに突入したので、当然、継続勉強も、ステージに応じてのアップグレードも欠かせません。

今年の夏は、ほぼ2ヶ月くらい仕事は最低限にセーブして、オンライン講座を10本くらい受けましたし、本も日英20冊以上、受験勉強のようにまとめ読み。

自分をこれからの時代に活躍できる人に調整するために、スキルと知識をさらにアップグレードしたかったからです。

同業者さんや、資格が必要な仕事をしている人は、皆、どこかで似たような経験をしていると思います。

働き方や仕事を取り巻く環境、ツールがめまぐるしく変わる時代に、新人時代に習ったことだけでは通用するわけがありません。

「過去の経験」や、「今の私にできること」だけで新しい時代に通用すると思ったら、大間違い。

変化に伴って、自分を再教育し続ける必要が出てくるんですね。

人生100年時代に必須の3つの資産

来たる人生100年時代に向けて、著者は3つの資産を築きなさい、と提唱します。

ひとつめが、今言ったみたいな、仕事をするのに必要とされる「生産資産」

ふたつめは、肉体的、精神的な健康としあわせ感を意味する「活力資産」。愛情関係や家族、仲間なんかも含みます。

みっつめが最高におもしろいのですが、「変身資産」という言葉でまとめられて
います。

超長い100年ライフを生きるために、人は何度でも変わっていかねばならない。

そのための、柔軟性やら、勇気やら、決断力やら、未来を見通す洞察力やら、自分をより深く知る能力が必要になる、というのです。

そうかあ、変身かあ~。

面白いなあ~。

神様がくれた「時間」で、何にでも変身できる

人は何にだってなれるよ!と自己啓発ではポジティブに言いますが、「時間」という絶対的な資源が増えることで、それが可能になるのですね。

なんだか昔の初老気分で、人生がもうすぐ終わりそうな気になっている人たちも、まだこれから再スタートしたって、全然、遅くないです。

事実、「ライフ・シフト」の中では、70歳から新しいステージに向けて変身して再出発する人生を描いたりもしています。

100歳まで生きる時代には、若さの概念も変わっています。

すべては「相対」。

若さ、という抽象的な概念は、単に心の問題だったりするわけです。

今、あこがれのように口にする人もいるセミリタイアとか、退屈、退屈。

尊敬するセルフケアの大家ルイーズ・ヘイさんは、65歳で自分の出版社を起ち上げて、帝国を築きました。(今は超元気な90歳)

「ああ、もっと時間があったら…」と皆が願っている時に、ポンッと気前よく神様がくださったのです(笑)。

大事に使わなかったら、叱られます。

大事に使うためには、「進化」し続ける努力が必要です。

その努力とは、3つの資産づくりをしよう、ということだよと、「ライフ・シフト」は
教えてくれています。

2016年最後の必読書です。

今後の人生を有意義に考え直すために、ぜひおすすめしたい一冊です。


「進化」について、前にもブログに書いています。

2016年8月の日経ビジネス特集のはるか前に、「ゆでガエル」という言葉を使っていました。

スゴイでしょ!(笑・自画自賛)

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参考 変化に適応できた者だけが生き残る「適者生存」。自分を改良し続けて、進化する必要があるのです


この記事は、無料メールマガジン「未来通信」に掲載した内容をブログに転載したものです。

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