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日本の素晴らしさに感動。残してほしい美点、変わってほしい辛い点

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東京駅に隣接した新丸ビルで、ネットビジネスのコンサルタントと帰国時、恒例の対面セッションの約束。

と言いつつも、気軽にドイツビールとソーセージが魅力の店で待合せるという、プライベートな飲み会みたいな感じです。

待ち合わせに早く着いたので、エレベーター前の居心地良いベンチでサクッとメールをチェック&返信。

この日はちょっと暑くなったので、上着を脱いで、脇に置いたのですが、実は、その下に長財布とiPhone6Plusが。

集中して、気がついたら、店に行くべき時間。

慌てて上着をつかんで、パソコンしまって駆け足で店に入って、ほっと一息。

お気に入りのビールを注文した時に、何か忘れ物をしたような気になって鞄を探ると、やっぱり、ありません!

財布とiPhoneが…!

ちょうど、とある支払いの都合があって財布には20万円の札束が…(大汗)。

アメリカのIDもカードも日本の銀行のキャッシュカードも、1万円チャージしたばかりのSUICAも入っています。

iPhoneだって、別にアクセスされる心配はないにしろ、アメリカに戻らない限り、代わりは買えません。

そもそも、カードも現金もないし…。

Oh, my God…!

慌ててエレベーターホールにダッシュしてみたのですが、わずか5分くらいなのに。すでにそこにはありません。

やばい!と表面的には焦りつつも、でも、心のどこかでは、信じていました。

ここは日本。きっと見つかる、と。

そして、案の定、地下の防災オフィスに電話をかけると、ちゃんと確保しておいてくださいました。

警備員さんが見回りの時に見つけて保管しておいてくださったのです。

座ってる時にはわかりませんでしたが、結構、頻繁に見回っているようです。

いやいや、さすが日本。

札束だって、ちゃんと入っています。

そもそも疑いもしませんが、全部当たり前のように、しっかりあります。

「丸の内は、何か失くしても必ず中身そのままで戻るんですよ」とは、警備員の長らしき方の弁。

さすが日本。

さすが丸の内。

さすが、さすが…(ホッとして、涙)。

日本の、こういう当たり前が、無条件で素晴らしいです。

日本はまるで世界から取り残されたかのように、頑なに変わらない部分があって、それが不思議で、辛いときもあるのですが、こうやって、変わらないで残る美点を体験すると、思わず、純粋で独自に発展した文化や国民性に感謝の念が沸き起こります。

医療のこと、物価のこと、四季折々の美しさのこと、正確で清潔な交通網、どこへ行っても、ある程度が期待できる平均点の高さなど、今すぐ日本に帰ってきたいなあと思う良さが日本にはたくさんあります。

正直、トランプ氏が大統領になって、移民は帰れと言われたら、OK~とそそくさと日本に帰ってきたって、別に構わないな、と今なら思います。

(もちろん、パートナーのこととか、現実問題としては激しく困るし、そんなことにはならないので心配してるわけではありませんが・笑。)

同時に、でも実際に帰ってみたら辛く感じるかもしれないなあ、と思うのは、日本の「変わらなさ加減」でもあるかと思います。

ちょっと矛盾しています。

ある部分は、変わらないから好きなのに、ある部分は、変わらないから辛くなる。

年齢で決めつけるところとか。

隅々まで行き渡る性差別主義とか。

「違う」ことへの許容度の低さとか。

「変わる」ことへの臆病さとか。

メディアで騒がれる事例を見る度に、アメリカにいられて良かったな、とホッとしたりして。

大統領が変わったら、アメリカの大前提が変わっていくかというと、私はそこまで悲観していません。

政権なんて、周期的にくるくる変わっているし、そのことで、大きなうねりのような、人々の変化が止められるわけではありません。

じゃあ、アメリカがスゴイのか、絶対的にいいのか、と言うと、とんでもなくヒドイ側面もいっぱいあります。

日頃ニュースは見ないのですが、たまについているのを眺めると、近郊で、銃やらドラッグやら強盗やら殺人やら、無数の事故や事件がゴロゴロ起きてて、日本のニュースで大騒ぎしていることが、なんだかお子様ランチに見えてしまうほど。

日本みたいに、必要以上にひとつの事件を掘り下げている暇がないほど大量の事件が起きていて、ひとつの事件に割ける時間なんて、早口にして30秒くらいです(苦笑)。

皆、隣の芝生は青く見えるものです。人と比較すると、辛くなります。

今いる場所で、今あるものと、今いる人に感謝できるのが何よりです。

でもそれも、同じ場所にじっといると見えないことが多かったりしますよね。

だから、長い旅とか、デュアルライフとか、多拠点生活とかで、違う視点、違う価値観、違う暮らし、違う常識を体験するのが大事なのだろうなあと思うのです。

世界一、幸福度が高いというデンマークのことをまとめた記事が、とても新鮮でした。

人が幸せを感じるための要素が、ここにいくつかキーワードとして載っている
気がします。

参考 【世界一幸せな国】世界ランキングに見る、デンマークの驚くべき「20の真実」


この記事は、無料メールマガジン「未来通信」に掲載した内容をブログに転載したものです。

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