食も健康も生き方も、常識に惑わされずに自分軸で選択を

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10月に日本出張していた間に、自宅で簡単にできる血液検査をやってみました。

去年の今頃にもやってみて、結果良好。

こんな簡単で、安価で、スピーディに健康診断できることに驚きました。

その体験をブログにも書いたところ、その記事には、以後、コンスタントにたくさんのアクセスをいただいています。

参考 1滴の血液からわかる健康リスク。3日で結果が出る血液検査で生活習慣病リスクをチェック!

使ったのは、大正製薬の「デメカル」というキット

去年、実は2個入りを買っていて、使用期限がすでに9月で切れてしまっていたのですが、ダメ元で出してみました。

滞在最終日に採血して出したところ、無事に昨日、速報がメールで届きました。

私の場合、日々、当たり前のように健康を体感しているわけですが、今回も、全項目で、ぴったり真ん中辺りの標準値。

昨年は、実は総コレステロール値が低過ぎという結果でしたが、誤差程度の範囲内だったかと思います。

それでも、走り込みをする時期にはアボカドや卵やオリーブオイルをせっせと食べるということにもトライ。

その成果があったのか、正常値の範囲内に収まっていました。

コレステロール値を意識して上げるのもたいへんです(苦笑)。

ほぼ毎年のように血液検査はしてきましたが、かれこれ10年、こんな健康優良模範生のような数値が続いています。

そして、その秘訣も、自分なりにわかっています。

だから、数字がブレることが「ありえない」と思えてしまうのです。

もちろん過信してはいけないので、日常の小さなサインには敏感です。

ただ、今の状態を作り出すシステムがあって、それをある程度、守っていれば、大きくは崩れないんだな、ということも、経験から確かめてきたつもりです。

そのシステムとは、一般的に言えば、ダメダメなことばかりで、栄養士さんとか、お医者さんとか、健康アドバイザーさんには、お叱りを受けてしまうことも多々、含まれています。

1.朝ごはんは食べない
2.かなり厳格な菜食主義
3.適度と言われる範囲を超えたランニング
4.お酒はほぼ毎晩(ワイン2杯程度)
5.甘いもの大好き(笑)
6.コーヒーも濃い目を2杯
7.睡眠は6時間
8.毎日グラス一杯の生ジュース

とくに世間一般と違うのは、たぶん1と2なのですが、どちらも反対派が根強くて、持論を振りかざして、いかに健康を害するか訴えます。

でも、こんな暮らしを10年続けてきて、今の健康状態があったりするので、自分の中では疑いはありません。

頭痛も腰痛も肩こりも消え、目の疲れも軽減され、とにかく始終「心地よい」状態。

身体が軽く、痛みがどこにもない。それが当たり前の普通の状態。

それが乱れるのは、旅に出て食べるものが変わり、睡眠が足りない時だけなのです。

朝食食べない、とか、菜食主義とか言うと、何かものすごく「我慢している」「節制している」「ストイック」に思える節もあるようですが、私の場合は、食べたいものを、大量に
食べているので、そこにまったくストレスもありません。

外食が10食に1回くらいあって、その時は、肉も魚もこだわらずに食べるようにしています。

でも、慣れないものを食べると、調味料や油が違うこともあって、身体にズシンと重く感じますね。

となると、「軽く」「負担なく」感じる日頃の食べ物の方が、はるかに美味しくも感じてしまうものだったりします。

  • 牛乳飲まないでカルシウムは?
  • タンパク質は何から摂るの?
  • 野菜から摂れないB12は?

そんな質問もいただくのですが、「大丈夫みたいですよ」のひと言(笑)。

ロサンゼルス、とくにうちの周りのビバリーヒルズやウエスト・ハリウッドには、菜食主義の人たちがいっぱい住んでいますが、皆、明るく元気に暮らしています。

マラソンしたり、自転車乗ったり、ヨガやったり、筋トレでムキムキしたり。

だから逆に、世間で言われている「常識」や「専門家の見解」とやらの方が、どうもウソ臭く見えてしまうのです。

産業界の「思惑」に操られた偽情報も多いですしね。

メディアを一時的に賑わして消える「◯◯◯◯ダイエット」の類も同様。

食や健康の面でもそうですが、その他のことについても、考え方は一緒です。

こうしなきゃ。ああしなきゃ。

そういうことから解放されて、自分の直感で「それ、いいかも!」と思ったら、従ってみる。

そして、「変化」が出てきたら、怖がらずに、しばらく続けて、じっと観察してみる。

多くの人は、変化は悪いこと、と思うらしくて、そこで慌てて元に戻してしまうようです。

やってみたけど、自分には合いませんでした~って、数日やったくらいで結論出してしまう人が多い。

でも、それは実にもったいないこと、と思います。

好転反応、というのもありますし、身体もびっくりして、最初はいろんなサインを送ってくるので、最初はただその信号を「認識」してあげれば良くて。

3-4週間して、新しい習慣を意識することもなくなった頃には、すっかり心身共に慣れています。

誤解のないように言っておきますが。

私は決して、菜食主義者を増やそうとか朝ごはんを食べない運動を広めようとかしているわけではありません(笑)。

言いたいことは、ただひとつ。

世間の「常識」には、「ウソ」や「誤解」や「思い込み」や「思惑」も多いよ、ということ。

メディアの言うことにばかり踊らされず、幅広い見識を「自ら」集めて、自分の身体で実験してみることも大事です。

(かつてメディアを運営する立場にいて言うのもなんですが…)

食と健康だけじゃなく、ものごとの見方、考え方、価値観、すべてに通じることですね。

アインシュタインさんも、こんなことをおっしゃっています。

こちらのブログ記事もぜひ参照ください。

参考 常識とは18歳までに培った偏見の塊である


この記事は、無料メールマガジン「未来通信」に掲載した内容をブログに転載したものです。

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