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グローバル時代に自分を最適化。本当のグローバル人材なら知っている5つの常識

HI downtownWaikiki scan

過去の成功例が何にも保証しないどころか足かせになってしまうこともある

ハワイにいた頃、日本の企業からたくさんのビジネスの提案が持ち込まれました。

一緒にやりましょう、もあれば、これってどうですか?という無料コンサルもあり。

でも、どれを見ても「大きすぎて」使えない。絶対に利益は出ない企画ばかり。

ぱっと見て、すぐにダメだと分かるはずなのに、なぜ?と頭に「???」が飛び交いました。

スケール感が望めないと儲からない、大きすぎる投資が前提の話がほとんどだったのです。

「ハワイって、たかが人口100万程度の小さな村なんですよ」

「日本人観光客なんて、全体の2割程度しかいないんですよ」

いくらそう言っても、自分たちが机の上で弾きだした計算をぐいぐいと押し付けてくるばかり。

いやあ、きっとうまくいくと思うんですよねえ。

いやあ、きっとたくさんの人がほしがってると思うんですよねえ。

で、その理由は?と聞くと、「日本でうまくいったから」。

日本でうまくいったこと、日本で売れたもの、日本で流行ったもの、日本で成功したやり方。

彼らは、それが、どこでも通用する、と頭から信じ込んでいて、曲げようとしない。

上とか下とか、優劣ではなくて、ただ違う、というだけのことなのですが、その事実を認めるのがこんなに大変な人もいるんだ、と痛感。

否定的観点から意見を言うだけで、「ネガティブ」と言われてしまうのです。

おい、このミスターポジティブに向かって何を言ってるんだよ、と心で苦笑い(笑)。

そもそも、会社で稟議を通して、上司やグループに対してハワイ行きを説得して、すでに予算を使い始めていたりすることで、なんとかしなくてはいけない「義務」と「焦り」もあるみたいでした。

視察、とか、事前の調査、とか、そういうの、すっ飛ばしていきなり本番。

仕事でハワイとつながりたい。経費でハワイに行ったり来たりしたい。

そんな風に、個人的にハワイ大好きな方が首謀者であることがほとんどでもありました。

ブックスマートとストリートスマート。グローバルに強いのはどっち?

ハワイで働き始めたばかりの頃に、「ブック・スマート」と「ストリート・スマート」という言葉があるのを知りました。

ブック・スマートとは、学校のお勉強ができるタイプで、本を読み、理解し、テストで好成績を取れたり、理論化したりすることが得意なタイプ。

ストリート・スマートとは、「街で」学んだことを、実践に活かしていく要領が素晴らしく良いタイプ。仮に学歴はなくとも、すばやい行動力で経験を積み、自分というフィルターを通して「知恵」として体系化させていくのが得意。

結局のところ、社会で役に立つのは、「ストリート・スマート」の方なんだな、少なくとも、ブックだけではダメで、必要十分な量を伴う実地体験を通じて、肌感覚で検証していくステップがないと、知識も理論も役には立たないのだな、と教えられました。

別な言葉でいうと、「適応力」とか「応用力」ということでもあると思います。

準備ばっかりしても、行動が伴わないと何もならないよ、とセミナーでお話したりするのは、こういう体験からでもあります。

実際のビジネスの現場は、千差万別。テキストブック通りのケースなどありません。

諸条件は、その時、その時で変わります。

無数にあるVariable(変数)のすべての組み合わせを想定した理論値など作れるわけもなく。

結局、学問とは、理論とは、最大公約数みたいなものにしか過ぎないわけです。

大事なのは、その土地を見ること。人に触れること。そして、直接「聞く(尋ねる)こと」。

これがきっと良いのではないか、と黙って差し出すのが「おもてなし」と思っていると、大失敗しかねません。

これとこれなら、どっちがほしいですか? 今、何に困ってますか? どうやったら、私はあなたを助けられますか?

それを口にして、文字にして、表現することが、他文化との関わりにおいては不可欠ですし、その生の関わりこそが、ストリート・スマートさの源泉です。

本当のグローバル人材なら知っている5つの常識

私がハワイやロサンゼルスで働いた経験を通して学んだのは、自分が当たり前にする(考える)ことが、世界の当たり前ではない、という事実です。

ハワイは、島の歴史から、血の掛け合わせと言いましょうか、混血具合がすごいので、自分が「なに人」か、ということを表現するだけでもとてもたいへん。

自分のルーツを遡ることもできないほど複雑な人がたくさんいますし、その傾向は世代を経るごとに強まるばかり。

そういう中で、純血とか、純粋な文化なんて、成立しようもありません。

何が居心地いいことかを言葉に出して議論して、新しい文化、新しい常識を皆で創造していくしかないわけです。

ロサンゼルスは、人種のサラダボウルと言われるように、世界中から人が集まり、一時的にミックスされながらも、すっと分かれてコミュニティを持っていたりします。

混ざるけれど、溶け合わない。具のひとつひとつが見えるんですね。だから、サラダボウル。

街を歩けば、白人や黒人やヒスパニック系や中国人や韓国人やアラブ系や、もうとにかくさまざまな人が、観光ではなく、生活を営んでいる風景に出会います。

そんな世界では、「あうん」の呼吸なんて、あるわけないですし、それぞれをリスペクトしなくては争いばかりで生きていくことなどできない。

同じ場所を共有して暮らすもの同士、ここは力を合わせて、場を盛り上げていこうぜ、という感覚がないと、コミュニティに弾かれてしまいかねません。

「それぞれ、違うんだな」、ということを肌感覚で知っているかいないか。体感できているかいないかは、「グローバル」にものを考える上で、ひじょうに大切だと思います。

グローバルを意識する時に、最低限、これだけは「体感」として知っているといいんじゃないかなあ、ということを5つほど考えてみました。

重なる部分もありますが、ニュアンスが微妙に違うのでわけてみました。

留学や、長期滞在、インターン経験などを通じて、ぜひ体感していただきたいですね。

  1. 自分の選択のひとつひとつは、自分だけの価値観で決めて良いと知っている
  2. 他人には、口頭や、文字で何度も何度も伝えないと、伝わらないものだと知っている
  3. 自分がほしいものを、すべての人がほしがるとは限らないと知っている
  4. 自分が大切にする価値観が、すべての人に当てはまらないことを知っている
  5. 年齢や人種や性別や国籍や性的指向や宗教の違いが、能力の優劣に何の関係もないと知っている

下記、イベントはすでに終了していますが、この友人が、書籍を出版しました。

グローバルってなんだ、ってことが、よーく分かる内容です。

ぜひご一読を~!

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