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わたしは誰? アイデンティティを見失った大人の女性たちへ

私がゲイである、ということがどう関連しているのかわかりませんが、コーチングのお客様のほとんどは、女性です。

通算で言うと、たぶん9割が女性。セミナーに来られるのも、同様に、女性(写真参照)。

最近では20代の方もいますが、やはり主流はアラフォーか、それを超えた方々です。

女性は、男が経験をしない劇的なライフステージの変化を経験することが多いですよね。

たいていの男性は、就職したら、転職はするけど、そのまま会社生活を定年まで続けていく。一日のほとんどは外にいて、仕事が人生のメインで。時に子どもや家族。時に趣味。

最近では、「自分らしい生き方」を追求して、起業や移住を夢見る方々も増えてはいます。だからきっとこれからですね。

かつて女性は、まず結婚する時に、一度、選択を迫られました。

仕事を続けるのか、辞めるのか。今は辞める選択はあまりしないと思いますが、かつては、ありました。

そして、子どもができるとき、やはり社会から一度、身を離す時期が訪れます。それでも働くんだ、とがんばっても、前と同じ働き方ではなかったりします。(好むと好まざると)

いつしか、◯◯さんの奥さん、お母さん、ママ、という新しい呼び名が誕生し、自分の知らないところで違うアイデンティティが確立されていく。

それは家庭の中まで染みこんでいって、自分にとっても当たり前のものとなる。古い洋服のように、くたっと着心地よく身体に馴染んでいきます。

でも、子どもはやがて旅立ちます。

小学校に入ると、かなり手が離れ、あれ、空いた時間、自分は何をすればいいんだっけ、と戸惑います。

大学に入ったら、アメリカではたいてい他の都市へと移っていくので、完全に「見捨てられた」ような状態になりがちです。

でも、まだまだ目の前には、長い人生が横たわっている。

途方に暮れるような、長い時間がそこにはあります。

私のドアをノックするのは、ふたつの種類の女性がいるのですが、ひとつは、そんな方々です。

(ふたつめは、またいずれ、お話しましょう。)

・もう一度、見失った自分のアイデンティティを取り戻したい。

・◯◯ちゃんのママではない、誰かの付属品ではない単品の自分を再発見して、確立して、存在を世の中に示したい。

・家族のために時間を費やして失った(決して無為に、ではなく)半生を、これからの時間を精一杯、輝かせることで、何倍にもふくらませて取り戻したい。

そういう願いが、彼女たちの言葉の端々から感じられて、こちらも真摯に姿勢を正します。

私が彼女たちとおこなうのは、一度、閉じてしまった夢の扉の鍵を探し出し、錆びついた扉をこじ開け、きれいに磨き、その部屋に大切にしまわれた、その人だけの宝物がぎっしり詰まった宝石箱を見つけるお手伝いです。

箱を見つけ、フタを開いた時の感動の涙は、本当に美しいです。

自信。

社会とのコネクション。

性的魅力。

稼ぐ力。

心からの「好き」。

探しものの姿は多種多様です。

英語ではよく、「自分自身の『声』を見つける」なんて表現もします。

おとなしくて、言い込められることが多かったり、立場を重んじて本音トークを避けていた人が、ある時、しゃきっと立ち上がって自分の意見を負けじと言い返す。

あ、私にも、ちゃんと意見があったんだ…。

好きもあれば、嫌いもある。認めるもあれば、許せない、もある。

それらは、声に出して表現してもいいことだったんだ。

逆に、しないから、存在がないものと思われていたんだ、と悟る瞬間。

コーチングをしていると、人が芯から変化していく姿を間近で見せていただくことができます。それは、本当に嬉しい瞬間です。

何かが溶けて、何かが固まって、裸になることで、新しい鎧を身に着ける。

「これがわたしだ!」

「これこそわたしの本当の声だ」

それが、きっとあなたのアイデンティなんですね。

「役割」を、自分のアイデンティと勘違いしないこと。

英語では「Don’t let your role define you」と言ったりします。

大切な教訓として、覚えておいていただきたいですね。

「わたしは誰?」を見出すための、簡単なプロセスが書いてあります。

多くの方から、反響をいただきました。

⇒ 「あなたはいったい誰なのか? 自分をブランド化するために有効な3つの質問

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