Kindle2周年記念のセールがなかなか良くて、端末内積ん読状態が加速中~

kindle

アメリカではKindleはすっかり市民権を得て、飛行機に乗ったり、ハワイのリゾートホテルのプールに行ったりすると、結構な数の人がKindleで本を読んでいるのを見かけます。

1年前だったか、ふと行ってみたアメリカの出版セミナーで出版社の方が、「アメリカで出版される本のほぼすべての新作は電子化されていて、ノンフィクションの半数強が電子書籍で読まれている」と言っていました。ノンフィクションは、参考書としてパラパラ見返したり、線を引いたりしたいので、結構、紙が根強く残っているのだとか。

対するフィクションは、一度読んだら、戻って読むこともしないし、二度目を読むこともなかなかしない。そして、小説などのフィクションものを読む人の方が、読書度が高いので、ひとりで何冊も買うのだそうです。だから、当然、読み終えた本がどんどん溜まってしまう。

ということで、フィクション派にこそKindleは愛用されていて、%を失念してしまったのですが、ノンフィクションの「半数強」よりも遥かに高い数字が、電子書籍として売れているとのことでした。

日本はそういうアメリカの状況から比べると、はるかにまだまだ電子書籍元年です。が、友人をはじめ、電子書籍にはまっている人ははまっています。漫画から火がついた感があるのは、日本的ですよね。

Kindleの新作情報などをまとめたブログ「きんどるでどうでしょう」は、アフィリエイトで月に100万円以上を稼いでいると聞いています。もっとだったっけな…? 詳しくは忘れてしまいました。

友人は、Koboというフォーマット用の電子書籍を販売している楽天のサイトに特化して、「Koboでいいのだ」というブログを始めて、ニッチなところで頑張っています。

さて、そんな日本のKindleも、ようやく2周年を迎えたそうです。最初に比べたら、セレクションもかなり増えて、海外生活者には嬉しい限りです。ほしいと思ったその時に、ズドンと手元に降りてくる、ドラえもんのポケット的不思議に、なぜ皆、はまっちゃわないのか、それこそが僕にとっては不思議です。まあ、それほど本を切実に欲していないのかもしれませんけど…。

手持ちのiPhoneやiPadにアプリ入れれば、手軽に読めるのを知らない方も多いみたいですよね。iPhone 6 Plus  なんて、もう余裕で電子書籍リーダーとして使えますよ。ぜひお試しを。(ってことは、自分はiPadをだんだんと使わなくなっていくような予感もしています…。)

⇒ iPhone用Kindleアプリはこちら

現在、2周年を記念して、特大セールを展開中。400点近くが最大50%オフ。11月3日までの限定です。

以下は、パッと目についた、過去に読んでおすすめしたい本を集めておきました。他にもたくさんセレクションがあるので、ぜひご覧になってみてください。日替わりセールも本当に魅力的です。

おまけ

いつの間にか、グレードアップしたKindle端末が出ているではないですか~。Kindle HDとか、読書目的じゃないものはiPadがあるので眼中にないのですが、読書に特化した、Amazonならではの良心的ブックリーダーとしての新機種なら、目がキラキラ光っちゃうのです。軽くて、文字がくっきり見やすくて、本当に活字好きの心を捉えた良い商品です。

解像度がグンと上がって、しかも軽量化されて、ライトも自動調整されて、何だか良さそうですね…。

ああ、人に勧めておきながら、結局、自分がいっぱい本を買ってしまっています…。1クリックの罠で、また端末の中が積ん読状態。でも、それが結構、嬉しくてホクホクなんですが。