ヘルシーでしかも超安く作れる凄いレシピ本を無料で提供中!あっという間に10万ダウンロード

good and cheap

肥満大国アメリカでは、かねてから食の選択と収入の関係が論じられてきました。収入が低いと、どうしても安い素材や選択に頼りがち。すると、なぜか高カロリーになっていく。しかも栄養素的には空っぽ。だからもっと食べないとならない。

確かに、ホールフーズなど、オーガニックの厳選された素材を扱っている店は、チェーンと言ってもやや高めで敷居が高いかもしれません。だからトレーダー・ジョーズとかが中間的な位置づけで人気だということもあります。(他にも人気の理由はいっぱいありますが。)

でも、健康的に食べるのに、お金をたくさん使うことはないんだよ、というメッセージのもとにブログを書いている人がニューヨークにいるのです。彼女の名はリーアン・ブラウン。

ニューヨーク大学で食に関する修士号を取得中に作ったヘルシーなレシピ本が評判に評判を呼び、2-3週間で10万ダウンロードを記録したとか。アメリカでいかに、良いアイテムをリーズナブルに毎日食べていたいという需要があるか分かります。政府から支給される食事の補助システム、フードスタンプの予算内でまかなえる食事、1日4ドル程度を基準に考えてのレシピになっています。

この本、とにかく写真が素晴らしくキレイなんですよね。アメリカのレシピものっていうと、作る過程を見せてくれてなくて、文字ばかりのものが多いのですが、完成品がこんなに美しいと、それだけで幸せで豊かな気持ちになりますね。

ヘルシー ⇒ 無味乾燥
チープ ⇒ 貧乏臭い 

そういう図式とは無縁なおしゃれな仕上がりです。 おしゃれ、とか、かっこいい、とかって、一般に普及していくのに、とても大事ですよね。

Leanne Brown

今回、ウェブでも紹介されてますます人気が高まりそうなレシピ本「Good and Cheap」は、美しいプロの(だと思います)写真と、プロの(だと思います)デザイナーが仕上げた本格的なグラフィック本。それが丸々、無料でダウンロードできるのだから驚きです。

 ⇒ ダウンロードはこちらから本の表紙をクリックしてみてください。

プリント版がほしい人は、オンデマンドとかで買えるようですし、もしかしたらこれから出版のお話があるのかもしれませんが、メールアドレスも取得しないで、こんな風に無料で配布するっていうのは、なかなか珍しいとは思います。きっと良い食事の普及をしたいという思いの現れなのでしょうね。

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オールカラーで、レイアウトもすごく凝っていて、キレイなフォントで構成も良くて文章もコンパクトで分かりやすい。しかもこれ、130ページもある本格的なものなんですよね。素晴らしすぎです。

全編英語だし、日本では手に入りにくい食材もあるかもしれませんが、そこは代用品で全然OKだと思います。ぜひダウンロードしてエッセンスを楽しんでみてはいかがでしょう。献立のヒントになるかもしれません。

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