若く見える理由があるとしたら多分これ、という7つの秘密

先日、パーティに行く前にワインを買うために立ち寄ったスーパーで、IDの提示を求められました。

「え、嘘だろ?」

さすがに今回はそう思いました。キャップを被っているわけでもなく、Tシャツ短パンでもなく、きちんと髪も上げ、渋い大人のポロシャツとカーキとスエードのブーツを履いていて…。これで?

でもまあ、若々しく見えるということは、ありがたいこと、と捉えて、不思議に思いつつも、 いつも元気な身体をくれた両親に感謝することにしています。

最近、とみに「若く見えるためにやっていること」について良く聞かれるようになりました。実は、大学生の頃は年より大人に見られていたのですが、働き始めた瞬間から若く見られるようになって、そのまんま30年なんですよね。

だから、秘訣って何って聞かれても、本当のところは良く分からない。しかし考えてみれば、あの頃はせいぜい若く見られても4−5歳位の幅だったのが、今や人によって差があって、10歳から15−6歳、若く言われたりして、こちらが驚いてしまいます。日本人からでさえそれなので、アメリカ人から見たら、ほぼ確実に30代なんです。

歳を取るごとに、年齢相応に見える人と、上に見える人、下に見える人との差が激しくなってくるもの。20代では3歳くらいだった差が、50歳にもなると20歳以上、違って見えてしまうこともある。60歳に見える人と40歳に見える人とが並んだら、そこには20年の歳の差があるわけです。同じ人生を歩んで、そこまで差が出てしまうなんて、いったいどうしてなのでしょう。

あんまりにも聞かれるものだから、考えてみました。以下に、自分がやっていて、これが役だっていそうだなあと思うことをまとめてみました。科学的な裏付けがあるわけでも何でもないのですが、とにかく心身共に快調ではあるので、何かのヒントになるのならばと思います。秘密ってほど秘密じゃなくて、いっつも書いていることばかりですけどね。

アンチエイジングになってるかもしれない7つの秘訣

1.ヴィーガンである

9割方、ヴィーガンの生活です。ベジタリアンに加え、卵や乳製品も基本、摂らない。デザートとか食うやんけ、と言われればそうなのですが、それもなるべくヴィーガン系のものを心がけてはいます。たまの外食では、選択できない場合は、もう食べたいなと思うものを美味しく感謝しながらいただきます。だから10割ではなく9割くらいかな、と。

最近は自宅勤務になったので、外食することも少なくなり、気づいたら7日間連続で自炊という週もありました。当然、100%のヴィーガンということです。それ以外の食材、家にはないので。それでも、トライアスロンやって、筋肉質な身体を保てていて、風邪もひかず、1日15時間くらい平気で机に向かえて。

だからエネルギーレベルという意味では、何にも問題ないようです。カールルイスがオリンピック選手だった時にベジタリアンだったんだって知ってからは、とくにそう思うようになりました。

2.マクロビオティックを実践している

できるだけマクロビオティックの基本に則った食事を心がけてはいます。全食事の半分以上は玄米菜食。そういう日は、玄米や穀物で食事全体の半分強を摂り、野菜、豆、海藻、汁物で残りを構成しています。

精製したお米や小麦粉、砂糖は家にはありません。調味料も、無添加のオーガニックものがほとんどです。出汁も、昆布と干ししいたけを水ボトルに浸しただけの自家製です。超簡単で、美味しいんですよ。

ヴィーガンとマクロビは、食べるものの種類としては似ています。が、マクロビオティックには、いろいろと思想があって、身土不二とか、一物全体とか、陰陽とか。これもまあ自然の摂理に近いものなので、感覚的にとてもわかりやすいのです。理屈で考えず、身体に聞く。自然に聞く。直感で選ぶ。それでいいと思います。

マクロビオティックを実践していれば、自然とヴィーガンにもなっています。これらを心がけていると、普段の食品の買い物とか、とにかく口に入れるすべてのものが「意識的」になります。それがきっと良いことなんだと思います。

無駄に満腹にせず、腹八分目で終わること。空腹感を感じつつ、それと折り合いをつけていく愉しみ。水のおいしさ。素朴な薄い味でいただく自然そのままの素材の滋味。うーん、このテーマは語ると止まらない。

3.有酸素運動をしている

これ、自分の健康感にとってすごく大事なファクターだと思っています。ランニング、スイミング、自転車など、有酸素運動をすることで身体の中の毒素も洗い出されるし、血がサラサラときれいになるのが分かります。心肺機能が高まると酸素を摂取して全身に運ぶ能力が高まるわけで、手足の毛細血管も開かれ、隅々までフレッシュな酸素が行き渡る。気持ちいいですよ~。

これやってれば太ることなんて心配する必要もないし、生活習慣病というものも縁遠くなります。精神にも本当に良いことばかり。マラソンに出会って良かったなあ、そういうことをする人ばかりが周りにいてくれて本当にありがたいなあと感謝、感謝です。

運動は良くない、という人がいますが、いや、絶対にした方がいい、と僕は実感で知っています。だから誰が何と言おうと気にしない。でも、フルマラソンは良くないかな(笑)。練習の段階から疲れが溜まり過ぎ。生きるのに必要なエンザイムが枯渇するのが分かる。ちょっとずついろんなことやるトライアスロンは、とってもいいなあと思いました。そういう意味で。

運動は良くない説の理由のひとつに、人の生涯心拍数は決まっている、という理論があります。マラソンやると、それだけ心拍数上がりますものね。それは確か。だけど、平常時の心拍数は、普通の人より格段に少なくなります。たまのランニング時の心拍数よりも、平常時の積み重ねの方が、より重要な気がします。計算式にしてませんが、丈夫な心肺機能を保つことのメリットは、僕は大きいように感じています。

4.生ジュースを飲んでいます

あんまり書いてないですが、毎朝、フレッシュな搾りたて自家製生ジュースを飲んでいます。ケール、セロリ、青りんご、人参が基本で、そこに生姜やいちご、ベリー類、ブロッコリーの茎、チャード、ほうれん草、ビーツが加わるときもあります。

基本は、グラス一杯。200mlくらい。結構たっぷりだし、使う野菜の量と言ったら半端じゃありません。カスを捨てるのが惜しかったので最初はスムージーをしていたのですが、たいした野菜の量が摂取できないのにお腹ばかり張るし、それなりにカロリーもかさむので、やや太ったんですね。

そんな時に、とあるビデオで生ジュースの効用を見て(また書きます、今度)思い切って始めたのが1年前のこと。それがまあ良いのですよ。肌はピカピカ、ツルツル。風邪は一切ひかないですねえ。膝とか肘とかのカサカサがなくなりました。かかともだ、そう言えば。なんじゃこりゃあって感じ。

手の甲にオーブントースターで作った火傷の跡が30年近くあったのですが、いつの間にかほとんど消えました。身体に取り込めるビタミンの量とかが全然違うんでしょうね。スムージーでも効果は見えていたのですが、摂取できる野菜や果物の量が全然違うので、効果もさらに劇的に感じられたのでしょう。何より、こちらの方が飲みやすいし。

サプリの錠剤も粉も、その後、一切、止めました。マルチビタミンとかCoQ10とかいろんなものを飲んでましたが、今はゼロ。だけど体調はかつてないほど快調。だから「生きた野菜と果物」がきっと一番なんです。命あるものをいただけば、それが自分の命の源になるんだ、と信じています。

ホールフーズで有機野菜をひるまずに好きなだけ買えるだけの収入はいつもキープしていたいと思っています(笑)。生ジュースに使う野菜の量はそれはそれはスゴイのです。だから、頑張って稼ぎます。

5.朝ごはんを食べなくなりました

これもまたあらためて書きますけど、「奇跡が起こる半日断食」という本を読んで、それを提唱する方のメルマガとか読んで触発され、止めてみたのが大正解。体調がものすごく良くなりました。これももう6年以上前のことです。

それまでは、朝は食べなくてはいけない、と思い込んでいたし、納豆も欠かさず、味噌汁も欠かさず、朝の忙しい時間に一生懸命、食べてました。止めてみての最初の効用は、「時間が増えた」ことでした。これは意外な副産物。

それから体重が一瞬で5キロ、減りました。でも3キロくらい戻って、その後は安定。朝は排泄の時間。そこにエネルギーが集中できるように、ということなんですよね。だから、結局は「デトックス」なわけです。身体に溜まりがちな毒素が出るように身体はもともとできている。その機能が正常化して、頭痛がなくなったり、お腹なんて一切壊さなくなったり、そしてやはり肌に調子が出るんですね。

たまに友人と旅したりすると、どうしても朝ごはんを一緒に食べたりもします。たまにだから、こちらも嬉しくてガンガン食べたり。でもまあ、長い目で帳尻合わせれば大丈夫です。3−4日の旅行で食べたとしても、そのくらいはもう誤差の範疇。1−2週間、という大きな単位で帳尻合わせていけば良いのです。神経質になりすぎるより、楽しんだ方が勝ちです。その後の節制ができる人なのであれば。

6.身体につけるものはすべて自然もの

食と一緒に一時期凝って勉強していたのが、肌に触れるもののこと。歯磨き粉、シャンプー、ボディシャンプー、クリーム、ヘアジェルなどに含まれる有害な物質のことについて、たくさんの情報を得る機会がありました。いわゆる経皮毒、といわれているものです。

あんまり神経質になって怯えながら生きるのもなあ、と思っていたのですが、自然食品店やウェブで自然派のプロダクツが普通に買える環境にいて、まあ多少、コンベンショナルなものよりも高いとしても、そんなに頻繁になくなるものでもないしと思って、次々と日常使うものを入れ替えていきました。

今では、シャンプーも歯磨きも、ソープも、ボディクリームも日焼け止めも、オーガニックであり、ナチュラルな素材しか使っていないもので統一されています。

シャンプー中に目を開けてもしみないものがあるという事実を知った時の衝撃ったら、ありませんでした。あの衝撃が、ここまで突っ走らせてしまったんだと思います。髪が明らかに変わりましたしね。もっと白髪が目立ってたし、弱かった。

あれも2007年頃のこと。すべてはあの辺から始まったんですねえ…。

これが何に良いのか、というと、身体に毒が溜まらないってことなんだと思っています。肝臓などのデトックス器官が上手に排出しきれない場合、身体にとって有害物質となって大きな病を引き起こしかねないわけですが、そこまでの負担が器官にいかない分、楽なのかなあって勝手に思っています。食品における添加物とまったく同じことですね。

7.フェイシャルを受けています

『ライトハウス』のお客様であるCup of Spaさんに通い始めて3年。ここ4カ月くらい行けてないのですが、前は毎月、必ず行っていました。長年、ハワイの日差しを浴びて傷んでいた肌を癒していただきました。今は、気をつけて日焼けを避けるようにしていて(これでも避けてるんです…)、ダメージは最小限になっているとは思います。 お世話になっています。外側のことでしているのって、これくらいかな。

アンチエイジングの秘密 番外編

いつも笑顔でいること

これも良く言われるのですが、いつも笑ってるよねと。そんな風になったのも、この6年くらいのことです。いろんな自分改革をいっぺんにして、体調が良くなり、そうすると気分も良くなり、自己啓発的なこともたっぷりとやってきたので、心の調子も整い、常に口角を上げて歯を見せて、人と笑顔で接することができるようになった。

笑顔でいると、笑顔が返ってきます。だから、もっと笑顔になる。笑顔の好循環。人は自分の鏡ですからね。

さて、だーいたいこんなところでしょうか。肌に調子が出る、と5番で書きましたが、多分、若く見えるということの理由のひとつに、肌の艶っていうのがあるんだと思います。それは内側から来るものが大きい。そして外側からもサポートしてあげれば、より表に出てくるもの。

サプリも何も飲んでないし、家には薬を一切置いていません。痛み止めももう使わずに古くなったので捨てました。そのくらい、頭痛がなくなったのです。前は手放せなくて、会社の引き出しにもあんなにたくさん置いていたほど、しょっちゅう偏頭痛がありました。目の疲れ?と勝手に思っていたのですが、そうじゃなかったみたい。身体の中の毒素だったんですね。

もしこれ関係のことで何か聞きたいことがあったら、ぜひメッセージをください。自分では、何一つとっても特別なこととは思ってなかったりするのですが、傍から見るとそうでもないんですよね。ベジタリアンになるのなんて、本当に簡単なことなんです。だから、もしそういうことがしたくて興味あって、でもできない、という方がいたら、お力になれたらと思います。

お問合せ、メッセージはこちらからお気軽に。