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前例が生まれた瞬間、できる人が続出する心の壁の不思議

先週の土曜日、ネットワーク局のゴールデンタイムで、珍しくフィギュアスケートを放送しているのを偶然発見。

これって、日本でも話題になってる上海で行われている世界選手権だと気づいて、即刻、録画。

日本のようにそれぞれのショートプログラムからフリー、エキジビションまで丁寧に見せてくれたりせず、女子のフリーをメインにUSの注目選手とトップ選手をフィーチャーした2時間番組でした。

時差もあるし、すべてが終わった後のまとめ番組なので、結果も知ってて緊張感はありませんが、めったに見れないフィギュアということで、日本の冬を思い出しながら楽しみました。

まずは、優勝したロシアのトゥクタミシェワのショートプログラムを見せてくれました。

今回は、現役では浅田真央選手に続いて、トリプルアクセルを公式戦で決めたことで、世界中で話題となっていましたね。

(動画が紹介されていたので、一応、はりつけておきます。)

冒頭のジャンプでばっちり決めているのですが、 何だか、ゆったりとした感じだし、着地もまったく危なげなく「決めのポーズ」も含めて余裕たっぷり。少なくとも、そんな風に見えて、何度もやってるジャンプという印象です。

それはまるで、「飛べて当然」と言ってるかのようにも見えました。

実際、苦節何年、的な、失敗の記憶がこびりついたジャンプではなくて、1月から練習し始めて、できるようになったのだそうですね。他の選手にも大いに刺激になることでしょう。

彼女はインタビューで、こんな風に答えていたそうです。(東京新聞ウェブより)

「フィギュアスケートは進展する必要があり、将来は多くの選手がトリプルアクセルを跳ぶ。立ち止まってはいられない。」

カ、カッコイイ…

完璧に未来志向の考え方だし、これからも勝ち続けるぞ~という覚悟が座っていますよね。

「将来は私たちが4回転を跳ぶかもしれない。誰にもわからない。」

彼女はそう続けて答えていますが、ほんとにそうだと思います。

これから、どんどんトリプルアクセルを練習する人が増えるでしょうし、女子の競技で当たり前のようにトライするようになるのでしょう。そして、次に視野にいれるのは4回転。

トゥクタミシェワ選手の余裕あるジャンプを見ていると、これもそんなに遠くない未来に実現することに思えてきます。

でも、やっぱり偉大なのは、「最初に実現した人」です。

やろう、できる。そう信じて、果敢に前例のない事に挑んだ人がいるからこそ、今がある。

その志が、世界中のフォロワーたちに夢を見せてくれたわけです。

そう考えると、1980年代に成功させていた伊藤みどりさんって、ダントツで凄かったんだなあと思います。

NHK杯で初めて成功させたのが、88年のことだそうです。

浅田真央さんが2010年のバンクーバー・オリンピックで成功させるまででも、実に22年もの時間が流れていたのだから、超人です。

100メートル走で長いこと壁と言われていた9秒80も、99年にようやく破られてから、現在は9秒58まで伸びています。

マラソンもスピード化が進み、1960年代には男子で2時間12分台だったものが、今や2時間2分台へ。2時間の壁を破るのも時間の問題かと言われています。

人間の可能性ってスゴイですよね。どんどん進化し続けています。

だから、心の壁を取っ払うことって、とても大事なんだと思います。

できる、って思った瞬間、できるようになっていく。

前例を見た瞬間、「あれ、俺にもできるのかも」って挑戦する気になるし、できて当たり前なのかもしれないと、潜在意識レベルで信じられるようになってくる。

可能性の蓋を閉じているのは、いつも自分自身。

世間の声よりも、自分の心の声をよく聴いて、そして「いやいや、できるかもしれないから、やってみようよ」となだめてあげましょう。

最初からできる人なんていないのです。失敗の数だけ、可能性は増えていきます。

まずは、できると思うところから、すべては始まるのです。

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