旅の効用。新しい創造のために

以前、何かの本で、人は100キロ以上の移動をすると、日常を離れて芯からリフレッシュできると読んだことがあります。実際、同じ街の中でどれだけ移動を重ねても得られない感覚が、飛行機に乗ったり、新幹線で数時間移動したりすると得られるもので、実感値として納得しています。

せっかく会社へ行かなくて良い立場になることを選んだのだから、前からしたかった、暮らす感覚の旅をたくさんしよう、と決めていました。その時に真っ先に決めたのが、5月のハワイと6月最終週のシアトル旅行。

ちょうど一年前に出張で訪ねてきていて、その時の気候の素晴らしさと、街のあちこちでみかけた「PRIDE」というイベントのことが気になっていました。さわりだけ楽しむことはできたのですが、折しも連邦政府で同性間結婚を認めることが決まった直後で、LGBTコミュニティの大きなムードの盛り上がりが肌で感じられる気がしました。

友人が誘ってくれたものの、あいにくパレードの前に帰らなければならず、来年は参加したいなあと思っていたのです。

昨年は30度前後あった気温が、今回は20度前後とかなり涼しめではありますが、晴れ間も多く、さわやかな気候に恵まれています。たくさんのことをして、たくさんの刺激を受けています。本当に来て良かった。

旅の間は、旅の時にしかできないことに集中したくて、なかなか書く時間を持てなくなりますが、この短い時間に受けている刺激が頭の中で消化されて、新しい創造を生み出してくれるものと思っています。

あと1日、楽しみます。

10日後には、今度はオレゴン州のポートランドに行ってきます。そして8月はまたハワイ。順番でいうと9月はシアトル?(笑)

日本も行きたいですね。旅は計画すれば行けるもの。逆に勢いで決めてしまわないと、ずるずるしてしまって実現しないもの。かけるコスト以上のベネフィットがあると思っているので、今は勢いだけで決めてしまっています。